iPhone5sを購入したその瞬間から、M7は歩数・消費カロリーを常に記録していた!
どうも@iyuto_です。
iPhone5sに新しく搭載されているM7コプロセッサ。このM7に対応したArgusというフィットネスアプリがリリースされました。
そのアプリを起動した所、なんとこのM7コプロセッサはiPhone5sを購入したその瞬間から歩数や消費カロリーを常に記録していたので早速記事にしてみます。
M7コプロセッサとは?
iPhone5sにはA7チップと共にM7コプロセッサというチップが搭載されています。
M7が具体的にどんな処理をするのか、対応したアプリがほとんどない事もあり詳細は調べてもよく分かりません・・・
AppleのHPにあるM7の説明によると
新しいM7コプロセッサは、A7の頼れる右腕のような存在です。通常はA7チップに割り当てられるはずの、加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパスから送られるモーションデータを測るタスクを処理するように特別に設計されました。
体の動きを追いかけるフィットネスアプリケーションは、A7チップに連続した負担をかけることなく、M7コプロセッサからデータにアクセスできるようになります。
要はメインのA7チップに代わって、モーションデータだけを専門に扱う補助的なプロセッサがM7なんですね。
5sを購入した瞬間からM7は常に記録していた!
M7の事はiPhone5sの発表でなんとなく耳にしていたものの詳細は殆ど知らない状態でしたが、「Argus」というM7に対応したフィットネスアプリがリリースされたと聞いて、興味本意でインストールしてみました。
そしたらなんと歩数と消費カロリーが過去にさかのぼって表示されたのです!
このアプリをインストールしたのは9月26日なので、1週間分の歩数と消費カロリーをM7に蓄積されたデータから取得したようです。
30分毎に歩数や移動距離まで記録されています。
いやぁ、まさかずっとログをとっていたとは・・・
今までの歩数やカロリーを記録するフィットネスアプリだと、常に裏で起動させなければならないのでバッテリー消費の問題が大きかったですが、
M7が搭載されてアプリ自体は常時起動していなくても良くなったという事になります。
一度アプリを起動すると、設定アプリの「プライバシー」→「モーションアクティビティ」にそのアプリが出てきます。
その他にモーションデータに関する設定が全くないので、特に設定すること無くM7が勝手に動きを記録し続けてくれます。
Jawbone Upと比べてみる
M7を使ったArgus(左)とJawbone Up(右)を同じ日で比べてみました。
12,070歩と12,537歩で誤差は467歩。
2,002カロリーと2,033カロリーで誤差は31カロリー。
移動距離は1km程違いますが、全体的に大きな誤差はありませんね。
M7コプロセッサ、恐るべし・・・!
「Argus」は初めてM7に対応したアプリ
iDownloadBlogによると、ARGUS – Your Fitness Tracker by Azumioが9月21日のアップデートでiPhone5sのM7に対応し、AppStoreでは初めて「M7コプロセッサに対応したアプリ」になったそうです。
その後、Strava RunもM7に対応するアップデートが行われています。
今後も、このM7コプロセッサを活用したライフログアプリが楽しみですね〜